レガシーとなり得ないホームページ
平成と共に終了するサービス
令和に入りインターネット黎明期から提供されていたサービスが続々と終了しています。昨年(2020年)だけでも、
- ヤプログ!byGMO 1月31日でサービス終了
- 忍者ツールズが「忍者カウンター」等8つのサービスを2月27日から順次提供終了
- Yahoo!ジオシティーズ 3月31日に基本的なサービス終了
と、なんとなくひとつのフェイズの終わりを感じます。
SNSが主流の時代
今のネット空間はSNSが主流の時代となりました。個人だけでなく企業もFacebookやTwitterやInstagramのアカウントを持ち情報を発信しています。
最新情報を探す時、ホームページではなく企業のSNSを探す方も多いと思います。併せてブログで何かを発信する人も徐々に少なくなりました。
ホームページの寿命は意外と短い
ホームページの寿命はどれくらいなのでしょうか?一般的にホームページの寿命は2~4年程、5年で限界といわれます。
ITの世界は技術革新が目覚ましく、日々新しい技術、新しい仕様がうまれています。その革新性や流行を真っ先に受け止めるのがWebの世界です。
新しい技術は一瞬で広まり、古い技術はパージされます。その世界でずっと同じ構造のホームページを運用するのは、なかなか難しいです。
ホームページの仕様を決めるWorld Wide Web Consortium (W3C)は数年おきに新しい仕様を勧告します。それに伴いOSやブラウザが変化し段々と今の技術は時代遅れになっていきます。ホームページを閲覧する道具も、20年前にはなかったスマートフォンやタブレットが主流になったりします。
そういう意味でホームページの寿命は意外と短いんですね。
ホームページ制作料金は千差万別
加速度的に続くITの技術革新。ホームページを作る労力にもイージー化の波がやってきました。
お店によっては公式ホームページをFacebookをにしているところもありますし、無料のホームページ制作サービスもたくさんあります。
ホームページ制作料金も事務所によって千差万別で、同じ1ページのランディングページの制作料も1万円〜20万円以上と幅広いです。
ひとつ言えるのは、どんなに高額で最新鋭のホームページでも寿命は2~4年です。Flashの例からもわかるように、もしかしたら最新鋭であればあるほど寿命が短いのかもしれません。
作ったホームページは賢く使おう
高い料金で作ったホームページ。せっかくなので賢く使いたいですよね。そのためにはホームページを作ったら作りっぱなしではなく、時代にあわせて少しづつ微調整しうまくハンドリングする必要があります。
日頃からホームページのことを気にかけ、手間暇かけて育て、必要なものを足し余計なものを省く。常に最新情報を掲載し、貴社の魅力を発信しましょう。
それでもある時期には大幅なリニューアルが必要かもしれません。でもその時までは、最大限の効果が出せるよう頑張りましょう。